賢人シューリン
昔の忍者はな…

インザスカイ・ワカサ
え?突然、何なの?

賢人シューリン
いいから聞くのじゃ。
昔の忍者はな、情報収集することが仕事じゃったのじゃ。

インザスカイ・ワカサ
スパイみたいなことでしょ?

賢人シューリン
そうじゃ、敵の重要な情報を入手して、それを持ち帰ることが仕事じゃったのじゃよ。

インザスカイ・ワカサ
大変だよね、今だったらスマホがあるから楽だけど、昔はなかったわけだし。
それに、メモ帳にメモしてる忍者とか、イメージできないもんね。

賢人シューリン
特に忘れてはいけない情報の場合、不忘の術という忍術を使っていたのじゃ。

インザスカイ・ワカサ
何それ、美味しいの?

賢人シューリン
自分の体に傷をつけて、その傷を見ることで重要な情報を思い出すという術じゃ。

インザスカイ・ワカサ
重要な情報なのに忘れるというのも、変だけどね。

賢人シューリン
たくさんの情報を覚えなければならないからの、そういう場合に使ったのじゃ。
インザスカイ・ワカサにも、辛かったことなどはあるじゃろ?なかなか忘れられないじゃろ?

インザスカイ・ワカサ
うん、まぁ、あるね。確かに、覚えてるね。

賢人シューリン
よいか、この術は、絶対に真似してはいかんぞ。お風呂に入る時、しみるからの。

インザスカイ・ワカサ
あ、マジで?せっかくテストに出そうなところを覚えようと思ってたのに。

 

The Huffington Postというサイトに、興味深いニュースがありました。

「今後、機密情報は紙で」文科省のメール誤送信対策に驚きの声、話を聞いてみた
文部科学省は1月10日、職員約30人分の人事異動案を誤って約1700人の全職員に送信していたことを公表した。人事課の職員が4日夕、今月中旬に発令予定だった管理職や若手職員の人事案を部下にメールで送ろうとしたところ、誤って全職員に送信してしまったという。

パッと読んでみると、このITの世の中で、時代錯誤も甚だしい!と思うはずです。

おそらく、その通りだと思います。

しかし、このニュースで問題になるのは、そういうことではありません。

 

メール誤送信の恐れ有り

そりゃ大変だ、対応策だ

メールをしなきゃいい

紙か口頭で伝えよう

 

こういう短絡的な思考が問題なのです。

確かに、機密情報が多くの人に渡ってはいけません。

機密の意味がなくなりますので。

対応策として『メールをしなければいい』というのも、わからなくはありません。

しかし恐ろしいのは、機密情報にも関わらず、何のパスワードも設定していないということです。

最低限、パスワードを設定していれば、閲覧できる人はパスワードを知っている人だけです。

もっというと、添付ファイルを送る必要はなく、パスワードを知らないとアクセスできないサーバーに情報を置いておけば済む話なのです、簡単にやろうとすれば。

それを、メール誤送信だけの対策で、紙ベースや口頭でのやり取りにするというのを、それも文部科学省がやろうというのですから、もう、ヤバイとしか言いようがありませんね。

それこそ、紙ベースだと勝手にコピーされてもわかりません。

なので、オススメしたいのはやはり口頭ベースです。

そして、重要な情報を忘れないために、不忘の術を使いましょう!

忍者、復活です。